世界一周

斉藤実さん、堀江謙一さん、ヨット世界一周おめでとうございます！

「すごいなぁ」
よりも
「いいなぁ」
と、うらやましく思っているほうが実は強いのかも。

自分も年をとってあんなふうな人になれたらいいなぁ。でも無理かなぁ。

それはともかく、斉藤実さんの世界最高齢のほうは実はあんまりよく知りませんでした。というのも、堀江謙一さんが地元（正確にはとなりの市）から出港したというのと、スタート・ゴール地点となった新西宮ヨットハーバーがよく散歩に行くところであり、斉藤さんと比較してみると身近に（勝手に）感じていたことが大きかったみたいです。
「あんまりよく知らなかった」という表現よりは、「知っていたけど、比較すればあまり知らなかったことになる」という表現のほうが正しいのかもしれません。

ところで、最近海に関するニュースが多いような。日曜日の新聞には日本丸が神戸港に寄港という記事があったし、昨日今日でヨット世界一周のニュース。

とにかく、週末は、新西宮ヨットハーバーで散歩と神戸港メリケンパークに帆船を見に行くと、ほぼ予定が決まってしまいました。





今日あたり堀江謙一さんが戻ってくるというニュースをきき、
「研究室あるけど、今日はヨットハーバーに行こうかな」
と一瞬思ってしまいました。いや、ほんとに一瞬だけですよ？

でもそれぐらいに、ゴールの瞬間に立ち会って、すごく面白そうな、わくわくするような感覚を味わいたいわけです。
そんなこと思ってるなんて、自分もまだまだ子供だなぁ。

で、なぜ世界一周でヨットなのか？　って考えてみると、きっと学生時代や若いころにヨットがものすごく面白くってしょがなかったからなのでしょうね。じゃあ、僕の場合は何かそんなものがあったかな・・・？　って考えてしまい、なにか新しく始めようかと。
それで、
なにを始めたらいいんでしょうね？　「僕に新しく始めて欲しいことをあげてください」というアンケートとってみてもネタ的にはよくても実際はどうかと思うし、「おお、これは面白い！」とどっぷりつかって熱中するような時間も気力もないような。。。

そんなときに、高校時代に興味・関心を持つって大事だなぁと思いました。大学ってみんな暇だと言うけれど、本当に暇な時間ってそんなにないと思うんです。週末や休みは自分の興味のあることとかバイトでで忙しいし、平日は授業・実験で忙しいし。1日1日で空き時間はあるけど暇はない、と言ったところでしょうか。

そうすると、大学よりもむしろ高校である程度の興味や関心の方向性をもつべきなのではないかと思うわけです。一番感性が大きく成長するこの時期が自分にとって本当に本当に大事な時期だったのではないかと。
そしてそう思えば思うほど、僕は今でも行くべき高校を間違えたとさえ思うわけです。文化だとか感性だとか将来の展望とか、何か興味を持てばそれを育てようとする意識の低さに今でも腹立たしく思えます。「クラブ活動を活発にやる＝成績の悪化＝学校のイメージの悪化＝悪」としか考えられていないような高校から大学に来たとき「僕はこの大事な本当に大事な時期をなんと無駄に過ごしたことか」と呆然となったのを今でも思い出します。

そんなことを考えていて一日中ぼーっとしていたわけです。関係各位にはご迷惑をおかけしました。